チーム活動報告


2017.7.8.
2017.5.21 Taste of Tsukuba〜SATSUKI STAGE〜


2017.5.21 Taste of Tsukuba〜SATSUKI STAGE〜参戦結果報告

参戦クラス: HERCULES
Team: AUTOBOY&TeamJP,松下ヨシナリ
Machine: ZRX1200S
Rider: 新庄雅浩
Tire: DUNLOP
Oil: Wako’s
監督: 鴻巣正

予選結果 1位
決勝結果 1位

今年から2Days開催となったテイストオブツクバ。
いつもレース中断などで時間通りに進まない事が多かったこのレースが、素晴らしくスムーズに安全にもなった事は凄く良かったと思います(^ ^)♪
観客動員数も増えたのかな??

例年は他のレースの関係上、秋のKAGURADUKIにしか出れていなかったのですが、今年は
SATSUKIも参戦出来ることになり、楽しみ半分、不安半分という感じでした(^^;;

そんな中、今年ZRXでの初走行がウィークの水曜日といういつも通り(^^;;? なパツパツなスケジュールでスタートw

一本目は体とバイクの慣らし
と思い気軽に出て行くと違和感!
全然グリップがしなく、昨年の良いイメージがない!
一先ず確認作業と、何がそんなにも感覚がずれているのか一つ一つの動きを確認。
25分という短い走行時間が終了。

ピットに戻り、鴻巣さんと原因究明。
実はこの日、気温が30度を超えており路面温度が50度近く、これが1番の原因。

思い返せば、この路面温度でZRXを走らせた事がなく、そりゃそうですよねw
毎年11月にしか走ってないし、半分は雨の走行だったしw
もちろんデータがある訳もなく、振り出しに戻るような状況に。。。

2本目
2周してはピットに戻りセットを振り、また2周してピットを繰り返す。
なかなか思うようにいかない。。。
このままじゃ戦えない
んーーーーー。。。

3本目
DUNLOPのアドバイザーで来てた大木さんにも相談し、少し方向性を変えて大幅にふってみる。

あ!ちょっと感触がいい!!
グリップもうまれてきて、タイムもようやく58秒後半で回れるようになる。

がしかし!!
目指すはレコード!!!!!
走行時間も後数分!
次のテストは金曜日の二本のみ!
今決めとかないと!!!!!

と気張ってピットイン、セットを大きくふる!!
出ていった瞬間に外したかなー
なんて思ったが、時間の無さにアタックを続け

やってしまいました。。。。。

2ヘヤピン進入、1番速度が落ちきる瞬間に、
フロントからスリップダウン。。。

ZRXに乗り4年目にして、初めて自らの転倒を喫しました。。。

幸い軽傷?でしたが、キャブ車、ネイキッド車両という事が仇となり、何かと壊れ早急に部品を手配!
ご協力頂きましたBABYFACE様、Ofa様、前田さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
SHOEI様、TAICHI様のお陰で身体はノーダメージ♪

そして鴻巣さんが必死に金曜日までに完璧に直してくれて、最後のテストに挑む事が出来ました(^ ^)♪

金曜日
レース前最後の走行、レース当日はフリー走行も無いので、今日決めとかないとなりません!

1本目
やはり路面温度は50度越え。
水曜日からのユーズドタイヤでスタート

1周目から全然グリップしない!!!!!
えーーーーーー!!!!!
なんでこんなに変わっちゃうの!!?
とイライラMAX!!!!!

レーサーと違い、車重200kg越え、鉄フレーム、プロダクションタイヤ、ホイールベースやキャスター角など言い出したらキリがないけど
そもそもそういうレースw

一先ず落ち着きピットに入る
メカさん達に状況を説明し、セットをふりコースイン。

変わらない。。。

走行終了。

なんでやねーーーーーーーん!!!!!!

と鴻巣さんに八つ当たりして落ち着くw

周りのチームも全然タイムは出ていなかったが、そういう問題じゃない!!!!!

後1本が本当に最後。

冷静になり、
鴻巣さんに新品タイヤ入れよう!っと言われ、シブシブ承諾。。。
使ってるタイヤだって58秒台では回れるのに(T_T)
ふて腐れながらセットの話もつめ、水曜日からの傾向からまとめたセットに。

2本目
1周目から58秒台!

めっちゃグリップするw
やっぱり新品タイヤって凄いですねw
なんて素人のような事を思いながらご機嫌回復(^ ^)♪
セットも狙っていた方向に進み、
58秒半ばで回れるようになり、路面温度と状況を考えればボチボチ。
欲を言えばスプリングレートを変えたかったのですが、決勝前に博打は止めようという事
で、一先ずは当日のコンディション次第でレコードを狙えるまでにまとまりました。

決勝当日

2daysの2日目となる僕らのレース。
前日に朝5時から搬入!
村ちゃん、シミありがとう(^ ^)♪

おかげで当日は少しゆっくり入れて、こういう所も2daysになったいい所かな(^ ^)♪
今回から我らのチームにサポートして下さった、
株式会社 太基運輸様
のおかげで豪華なチームスイートも出来て、チームテントもピットも1番目立ってたんじゃないかな(^ ^)♪
多くの方々のお越し頂けて、
チームの雰囲気も良く、むかえる予選、決勝にテンションMAX!!

予選
この日の為に、どんだけ準備し、鴻巣さんはマシーンを作り上げ、多くの方々のサポート、スポンサー様方、多くのクルーの力で走れる。
そんな事を噛み締めながらマシーンにまたがる。
何度むかえてもこの瞬間だけは緊張します。

相変わらず1番で出て行きたいとチームにお願いし、完璧に準備をしてもらい
予定通り1番手でコースイン
路面のコンディションを確認しアタック開始。
狙うのはコースレコードのみ!!!!!
と気合い入れて1コーナー進入!!!!!

えっ
グリップが薄い。。。
立ち上がりもバイクが思うように進まない。。。
そうなんです。この日の気温も30度を越え、路面温度が50度強にまで上がっていました。
一先ず58.8秒で電光掲示板の1番上に。
一旦ピットに戻り、セットをもう少し振ろうと鴻巣さんと話している瞬間
実況から松田さんがトップ浮上のアナウンス。
58.575秒
残り時間5分
アタック出来るのは2周

再度コースインし、
1周目58.7秒
とにかく無駄なところを削り、出来る事を振り絞る
でも半分以上気合いでしたがwww

チェッカーフラッグ

ピットに戻りながら電光掲示板を見ると、
再度
1番上には僕らのゼッケン”71″が表示されていました(^ ^)♪

チームに戻るとみんな笑顔で、この瞬間がライダー冥利に尽きますね♪
鴻巣さんの笑顔が忘れられませんw

結果、58.552秒とポールポジションは取れましたが、松田さんとは100分の2秒差
パワービルダー山根さんは前日の転倒でマシンに不安を抱えていた様で3番手でしたが、決勝には間違いなく合わせてくる。
4、5番手は新型のH2R……
レコードにも届かず、全く余裕がある状況ではありません。

決勝
多くの方々が来てくれる様になった我らのピット(^ ^)♪
スポンサー様や、お客様をおもてなしできる様にと作った甲斐があり、様々な方々にお越し頂き、とても良い雰囲気になりました♪
激励のお言葉も多く頂き、モチベーション最高潮!!!!!

サイティングラップはなく、チームと共にグリッドへ

写真撮影などがあり、実況でチーム紹介が始まる。
多くの声援を頂いたり、みんながグリッドまで会いに来てくれたり、
あーーーなんで長年レースやってるのに緊張してしまうんだろうw

表向きは完全に冷静を装うwww

スタート1分前
今回は何かと上手く回っていない気がして、
しっかり走れるのか、転倒するんじゃないかとか、凄い不安。
自信が無いわけじゃない、根拠が足らない

エンジン始動
なんでだろう。
何故だかエンジンを掛けると緊張とか、不安とかが飛んでいく。

ウォーミングアップラップ開始
相変わらずの路面温度、オイル処理してある所がいくつかあるが問題ない。

グリッドに戻る

ただただスタートに集中

レッドシグナル点灯

松下さんに祈る

スターーーーート!!!!!

クラッチのヒットも悪くない!
良い感じ!
がしかしやっぱり来ました山根さん!
パワーを活かされ綺麗にインを取られる
アウトから奪いに行くも及ばずそのままヘヤピンへ。
先に行かれたら簡単にはパス出来ない
と2ヘヤピンまでプッシュするも流石山根さん譲ってはくれませんw

バックストレート
えええええええ〜 ってぐらい山根さん号速いしーーー!!!!!
3車体分ぐらい離れている気が。。。
でも最終コーナーでは僕の方がアドバンテージがある。

3周ほどピッタリ後ろに着き、どこでいけるか、前に出た後はどこで仕掛けられそうか確認。
後ろには松田さんもピッタリついてきてる。
路面温度も高く、グリップが薄い。

4周目の1コーナー
山根さんが少しオーバースピードで、インが微かに空いた所をすかさず入りトップ浮上。

インコースは僕の方が良いはず!!
問題はバックストレート。
っと思っていた通りに最終侵入で刺される
けどブレーキングでどうにかしのぐ。
コーナーでのプッシュがたたりタイヤがタレてカナリ辛い。
かと言ってペースを落とす程の余裕はどこにも無し。。。
とにかくいっぱいいっぱいwww

と周回を重ねていくとバックストレートでスリップに入られない
ヘヤピンで後方を確認すると1秒ほどアドバンテージが!
やはりみんなグリップがキツイのは一緒なのだなと、少し気持ちに余裕が出来、
ピットからのサインボードにもアドバンテージがある事が表示されていて、残り周回4周を確認。

ただ体力をよく使うこのマシーンw
スーパースポーツと違いよく暴れてくれるので後半が辛い!!

ピットや観客席でうちの目立つシャツを見るたび力をもらえ、本当に精神的に支えられていると実感します。

しっかり、

もう一周

最後まで

とにかく集中出来ました。

チェッカーフラッグ

もうただただ安心して、嬉しくて
また松下さんが守ってくれたなって感謝して

メインストレートに作られた表彰台に戻って来たらみーんな笑顔(≧∇≦)♪♪♪

本当に最高の瞬間です(≧∇≦)❤️

表彰式では山根さんに突き落とされw
川島さんやサーキットの関係者の方から、パワービルダーの張替さんやライバルチームの方々、本当に多くの方々にお祝いの言葉を掛けて頂き、自分達の思いが実る、心から嬉しい時間でした(^-^)❤️

今回も私達の思いに賛同し、協力して下さったスポンサー様方、応援して頂いた皆様、
本当にありがとうございました(≧∇≦)!!!!!
そして、AUTOBOYクルーのみんな!
本当にお疲れ様でした(≧∇≦)!!!!!

今年はもう一戦、KAGURADUKIステージが残っています!!!!!
次はエンジンもパワーアップして、今度こそレコード出すんだから!!!!!

これからも
AUTOBOY&TeamJP.松下ヨシナリと、
新庄雅浩を宜しくお願い致します(≧∇≦)♪♪♪


2017.4.6.
2017/03 PanDelta Racing Festival Spring : TEAM-JP with RS-ITO/Dan Kruger Racing

201703 PanDelta Racing Festival Spring

TEAM-JP with RS-ITO/Dan Kruger Racing

Rider:Kazuki Watanabe

今回僕、新庄雅浩はTeamJPのチームの一員として、渡辺一樹選手のサポート、チーム
のお手伝いをさせて頂いて来ました(^ ^)

渡辺選手が今回参加する事になったレース、通称パンデルタは、中国の珠海にある国
際サーキットで開催される、中国で最も大きく人気のあるイベントレースです!

参加するライダーも世界各国から集まり、年々レベルも上がり、今年は渡辺選手が走るオープンAクラス(1000ccのスーパーバイクで走るこのレースの最高峰クラス)は
ワールドスーパーバイクの選手や、オーストラリア選手権ライダーなど強者揃いでした!

3月16日 移動日

渡辺選手はもうすでにチームオーナー木村社長並びに、RS-ITOHの伊藤社長などと中国入りしており、 僕は大須賀メカニックと小澤メカニックと成田空港で待ち合わせし中国へ(^ ^)!

大須賀メカニックがパスポートの名前のスペルとチケットのスペルが違く
変更手数料を取られるというトラブル以外は順調に中国入り出来ました(^^;;

そしてみんなが泊まるホテルに到着し、渡辺選手や社長達と合流しそのままご飯へ!
翌日のミーティングをしながら美味しいご飯を頂きました(^ ^)
木村社長いつもありがとうございますm(_ _)m

3月17日 練習、予選

今回お世話になる香港Kawasakiが母体のダンクルーガーレーシングさん、
昨年僕も走らせて頂いたチームという事もあり、みんなとの久々の再会に盛り上がり、早速マシンをチェック!

マシンのセッティングやメンテナンスは伊藤さんが中心となり、室井さん、大須賀さん、小澤さんとスペシャリストで構成され完璧な体制!
がしかし、
やはり今回もほぼほぼストック車両(^^;;
いくら渡辺選手でも厳しい戦いになりそうです。
明日、明後日の決勝にむけ、本日は2本の練習走行があり、最後に予選があります。

少し時間があったので渡辺選手を連れてコースの下見に行き、自分の出来る限りのアドバイス!

そして
1本目、前日にも走っていたという事もあり、コースはだいぶ攻略出来ていそうでしたが、やはり上位のライダー達とのマシンの差が歴然(^^;;

2本目、
ECUの問題点や足回りなどを見直し大幅にセッティングを変えて走行開始。
良い方向にいきタイムも縮め、やっと上位と戦えそうな雰囲気になってきました!
ですが上位に勝つにはまだまだ戦闘力不足。
ストック車両でパーツもない。

どうする!!!?

って悩むほどのネタも無いので出来る限りの事をして予選(^^;;

スーパーバイクだらけの中、ストック車両で大健闘の6番グリットを獲得!
上位はみんな有名ライダーで、もはや中国のイベントレースではない気が(^^;;
中国のチャンピオンは渡辺選手の後方7番グリッドでした。

3月18日 決勝レース1

予選で問題点に上がった最初から付いていた中国製のエキゾーストマフラーを
純正のエキゾーストパイプに交換し
それに合わせECUのマップの調整、足回りも改善しグリッド整列

中国で1番大きいイベントという事もあり、凄い人が観客席にもグリッドにも!!
もちろん多くのメディアも来ています!

渡辺選手は流石に緊張した面持ち

ではなく(^^;;
もう慣れたもんですね(^ ^)!
笑顔でお客さん達にサービス♪

そしてライダー以外が退去させられウォーミングアップラップ。

グリッドに戻ってくる

レッドシグナル点灯

スタート!!

パワーに劣るマシンを上手く進めポジションをキープしたまま1コーナーを抜ける
トップ集団を形成したまま各コーナーを抜けて行く

2周目以降
やはり厳しいマシンでの戦い、徐々に離されてしまう
後方の中国チャンピオンにはテールトゥーノーズで張り付かれ厳しそうでしたが、
なんとかポジションをキープし続け、
6位でチェッカーとなりました。

渡辺選手はもちろん納得のいく結果ではなかったのですが、出来る限りの結果は出せたと、
チームは暖かい気持ちで戻って来た渡辺選手をみんなで称えました。

こういう瞬間がレースっていいですよね(^ ^)!

3月19日 レース2

朝から大雨

これレース出来るの?ってぐらいな雨なのに、さすが中国!
全然御構い無しに進行しようとしていて、チームやライダーから危険過ぎるとクレーム(^^;;
そりゃそうでしょって思っていたら、とりあえずお客さんのためにグリッドに並んでくれと言う

まぁーしょうがないかとグリッド整列!

中国語が飛び交って何やら慌ただしい。。。

あれ?3分前ボードが出てスタート進行してる!!

え?やるの!?
日本チームあたふたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

1分前!他車たちがエンジンスタート!!

えええええええええ~

なになになに!!!!?


その瞬間 DELAY のボードが(^^;;

おいおい

もしかしてお客さんにも、中国チームとかにも言ってないでしょ。。。
あたかも今中止にしましたみたいに演出したでしょ。。。

ビビったじゃないか(^^;;


そんなこんなでレース2は中止になり、今回の我らPanDelta Racing Festival Spring
参戦は終了致しました。

自分はサポート役という事でチームに参加させて頂きましたが、今回も本当に多くの
事を学ばせて頂きました。
渡辺選手の取り組み方、
そして
木村社長はじめ、伊藤社長、室井社長にはレース以外での経営や日々生きて行く上で
大事な事など、ライダーとしてだけじゃない事まで勉強させて頂けます。

また次回の参戦が本当に楽しみです(^ ^)♪

お世話になりました皆様、
ありがとうございましたm(_ _)m


2016.12.9.
2016 Taste of Tsukuba KAGURADUKI STEAGE参戦結果のご報告

2016 Taste of Tsukuba KAGURADUKI STEAGE参戦結果のご報告

先ずこのレースは、1980年代のバイクが中心で行われる 日本最高峰のイベントレースです。
http://www.jasc.or.jp/withme/tot_top/index.html

最新型の車両では出場する事が出来ないという、時代のさかのぼりをしたレースなのですが、華々しく過去を飾った車両達が本気で今を走り争う、熱いレースなのです。
このレース最上級クラスがハーキュリーズという、改造規制が最も少なく、200馬力オーバーのエンジンを搭載した過去のルックスを纏ったモンスターマシン達が争い、そしてその操り手は全日本選手権などに参戦しているプロのライダー達も多く、このレースの人気は凄まじく、メディアにも多く取り上げられております。

そしてこのレースへの参戦には特別な思いがありました。

 ご存知の方も多いとは思いますが、2013年5月27日、 ISLE OF MAN TTに参戦していた松下佳成選手が、午後18時45分(現地時間)より開始されたプラクティス(兼予選)にてクラッシュ、他界いたしました。
このレース、Taste of Tsukubaは松下選手がオートボーイJ’sのZRX1200Rで参戦していたレースであり、松下選手が大好きなレースでした。
そうです、今回私が乗ったZRX1200Rは松下選手が乗り、参戦していたバイクそのものでした。
松下選手はオートボーイととても親しく家族のような仲で、当然オートボーイ代表である父をもつ私も、小さい頃から松下選手に可愛がられ、レーサーを目指し始めた頃にはアドバイスを受け、ツインリンクモテギというサーキットで開催された、7時間耐久レースでは共に組み、チーム【オートボーイ】で参戦し、日本テレビのMOBIという番組で特集され、放映された事もありました。

そしてもう一人、このZRX1200Rの制作者である鴻巣正さん。
鴻巣さんは20代前半から、私の父の下で10年近くの勉強をし独立、オートボーイJ‘sを立ち上げ、それから更に10年近くたった今ではオートボーイの中心的エンジニアです。
私は18歳からオートボーイに入り、少しヤンチャだった私は親元ではなく、鴻巣さんが店長を務める千葉県にある新松戸店(現、私が務める)に勤務するようになり、生意気な私を弟の様に、時には親代わりとなり可愛がり育ててくれました。

そんな私にとって兄のような存在だった松下選手、鴻巣さん。
その2人が作り上げてきたZRX1200Rでの念願だったTaste of Tsukuba ハーキュリーズでの優勝。

その意思を継ぎ私達はこのレースに2013年から参戦してきました。

そして2014年、念願の優勝を成し遂げることが出来ました。

松下さんが乗っていたままのスペックで戦う

ZRX1200はツインショックだという鴻巣さんのプライド

ハーキュリーズに出場してくる他車に比べ、明らかに戦闘力が低い中での優勝!

チームは観喜に沸き、多くのメディアにも取り上げられ感動のレースとなりました。


がしかし。。。

この年のレースは雨。。。 

ライバル達は認めてはくれませんでした。


雨だからたまたま勝てた

他者のトラブルがあったから

今回はまぐれ


優勝出来たんだからそれでいい

勝ちは勝ち

晴れてても勝てるし



証明したい。

証明しなくては松下さんに笑われる。

『結果で見せてやれ』って松下さんに言われている気がして。


そう感じ、そう思ったのは僕だけではありませんでした。


AUTOBOY全員の気持ちはもう既に決まっていて、2015年の参戦


結果はまたもや雨での決勝。

さらには他者の転倒に巻き込まれて転倒リタイヤ。

このまま終われるはずがない。


そして2016年、今年。

ただ今回は例年のように参戦する事すら危ぶまれました。

全日本選手権と日程がカブっていたので、我らがZRXの造り手である鴻巣さんが全日本にメカニックで行ってしまう為、テイスト決勝本番には来れないことが決まっており、正直参戦にあたり前回のレースで大破していたマシーンの修復から、ランニングコスト、レースにかかる全ての費用を考えたら諦めてもおかしくのない状況でした。

そんな中参戦が実現。

このレース参戦にあたり本当に多くの方々の後押し、ご支援ご協力がありました。

DUNLOP様、Wako’s様、TeamJPはじめ多くのスポンサー様方のご協力、そして松下さんやAUTOBOYを支えるみんなの思い、何より僕に気持ちのスイッチを入れてくれた親友の思いが、現実のものとしてくれたのです。


しかし参戦出来ることが決まったのが遅く、決勝まで2回しかないテスト。
テスト1回目、多少のトラブルがありながらも少しづつ目標が見えてきて、僕のわがままなセッティングリクエスト、あれ変えて!これ変えて!G-TRIBE戸田さんと相談したものなど、鴻巣さんがテンヤワンヤでカタチにしてくれました 2回目最後のテスト走行、この走行で全日本に向かってしまう鴻巣さん、この日までしか仕様変更なども出来ない中、全員の必死な思いが形となり目標としていたタイムをクリア。
何としてもドライで勝つ!AUTOBOYクルー全員の思いが、現実味を帯びた瞬間でした!!

そして本番当日、

晴れ


今回は設営にも力を入れ、Wako’s様、TeamJP様ご協力のもとカナリ立派なチームスペースを作ることが出来ました!!
色々な準備を終え予選を待つ自分、何故か前日からソワソワ?ワクワク?

勝った自分しか想像出来なくて、緊張というかモチベーションが高すぎて変な気持ちで。。。
そんな自分をコントロールするのが大変でした。
いざマシーンに跨がったら嘘みたいに落ち着いて、完璧なマシーンを用意してくれたクルーみんなの気持ち、応援してくれている方々の思いがスーーーと入ってきて、凄く良い集中が出来ていました。
狭い筑波なので1番最初に出て行って、1、2周が勝負だなと思い、前もってチームとミーティングし、みんながシッカリ準備してくれたお陰で作戦通りクリアラップでアタック成功
狙い通りのタイム、58.4秒(ツインショック史上最速タイム) を計測!
本来は57秒台に入れ、圧倒的な 速さを見せたかったのですが、そう甘くはありませんでした。

とりあえず残り時間は決勝に向けて微調整をしようとピットイン。

決勝に向けて気になっていたフロント周りを微調整し再度コースイン。

確認して予選終了。

電光掲示板を見たら1番上に自身のゼッケン ”71”

取るつもりでしたが、実際取れると安心し、嬉しくなりました。


決勝

グリッドに整列

ポールポジションっと浮かれそうな自分を抑えレースの事だけを考える

凄い観客数、AUTOBOY応援団が多く勇気づけられる。

あっと言う間に

ウォーミングアップラップに


クラッチの感触、コース状況確認して

グリッドに戻る

レッドフラッグが退去

いい集中

シグナル点灯

消灯

冷静になり過ぎ、出遅れて3番手。。。

山根さん、松田さんに先行を許したけど、アドバンテージは僕にあるなと冷静になれ、シッカリ走る
そんな矢先にトップを走る山根さんにブラックフラッグ!!
勝負したかったのに早くも山根さんが戦線離脱。

2周目の1コーナーで松田さんの前に出る
そこからはミスしないようペース保って、どこで仕掛けられるのか様子を伺っていたけれど、テストからマシーントラブルに見舞われていた松田さんもペースが上がらず、
1位のまま最終ラップ突入

キッチリ

キッチリ

って今までのレース人生の復習をするように


最終コーナー

ドライコンディションでのツインショックでの優勝

チームみんなの念願が叶う

チェッカーフラッグが目に入り


その下で大騒ぎしてるチームクルーみんな
やっとみんなを喜ばせられるって

1番最初にチェッカーフラッグをうける

もうその瞬間いっきに抱えてた色んな思いがパッと消えて

良かった

本当良かった

嬉しいけど正直ホッとして

ガッツポーズも勝った喜びよりも

みんなありがとーーーーーーーーーーー!!!!!!

って感じでした。


結局の所ただ負けたくない

ただ勝ちたかっただけなのかもしれません。

ツインショックでは勝てない


そんなこと関係なくって

これで勝ってナンボのもんじゃい!!

って。

でもそれって走っていないけどチームみんな同じ思いで
同志が集まると凄い力だって

レースで結果を出すって凄い大変で
強い思いが何にも勝るって事を実感しました。

今回も、
イベントレースで優勝したから何?
って言われても
様々な全日本ライダーが出場しても簡単には勝てないこのレースで、共に走ったライダー方もレベルの高い先輩方で、
勝てないと思われてる車両で、

様々なプレッシャーに勝ち結果を残せた事は、
本当に仲間の思いや、支えて下さる人達の賜物だなと心の底から思いました。


小さな世界、大きな世界

色々あるけど、

その場で全力を尽くせないならどこに行っても通用しない

世界に通用するライダーになる!!
というレースを始めた時の自身の目標を再認識する事が出来ました。

自分に強く、これからも上だけを目指しトコトン走っていきます。

予選 1位(ツインショック史上最速タイム)

決勝 1位(ファーステストラップ)


今シーズン最後にこのような結果を残せたのも、AUTOBOYクルー全員の力、AUTOBOYと新庄雅浩を支えて下さる多くのスポンサー様方、応援してくれる皆様の賜物です!!!!!

本当にありがとうございました!!

どうぞこれからもAUTOBOY、新庄雅浩を
何卒!!

宜しくお願い致しますm(__)m


2016.11.18.
MFJ全日本ロードレース選手権in鈴鹿 鈴鹿サンデーロードレース第6戦

2016年11月5日MFJ全日本ロードレース選手権in鈴鹿 鈴鹿サンデーロードレース第6戦に参加してきました。

今回は、全日本併催レースという事もあり、CBR250Rドリームカップのクラスは46台のエントリーがありました。予選落ちもあるレースでした!

今回は前週の日曜日に行われたレースで他車からの追突で転倒してしまい、マシンが大破しフレームまで歪んでしまっていたため
今回のレースに参戦できるか不安でしたが、沢山の方が協力して下さりフレーム以外は元通りに戻すことができ、鈴鹿へ向かうことが出来ました!

金曜日の朝からサーキット入りし、朝8時から1本だけ走行しました!

この1本で転倒後の確認と、セッティングを出すつもりでしたがフレームの歪みが気になりなかなか上手く行かずに終わってしまいました。

その後、横井エンジニアリング様がフレームの歪みを治して下さる事になりほぼ元通りの状態で決勝を迎えることが出来ました!

土曜日は朝9時10分から予選、15時30分から決勝というスケジュールでした。
予選は、いつも団子になってしまいタイムが出せない事を反省し
ほかのライダーがコースインした後にスタートしました。マシンの調子を伺いながらタイムアタックし
なんとか6番グリッドスタートとなりました。

その後予選でのfeelingをもとに、セッティングしなおし決勝に備えました。

おかげで決勝はサイディングラップからとてもいい感じで周回することが出来ました!

ですがスタート直後の2コーナで転倒したライダーからリヤタイヤに追突され 加速が遅くなってしまったためにかなり順位を落としてしまいました。

先日の転倒から今日までにいろいろ準備してくれた家族や
昨日今日とお世話してくれた方々の顔を思い出し全力で追い上げましたが
集団の先頭に立った時にはトップ3台には離されてしまっていて
5位でゴールとなりました。

勝てたはずのレースで負ける事がこんなにも悔しいなんて思いもしませんでした。

44台の中で優勝する難しさと、自分の欠点も見つける事ができたため反省することも多いですが学べたことも沢山ありました。
父、母を始めMKDの牧原さん、MTRTの飯尾さんのサポートのかげで、マシンが元に戻りレースが出来た事に本当に感謝します。

ありがとうございました!

次は、11月27日今シーズン最後のレースです!

今まで成果を全て発揮し、これまでにサポートして頂きましたTEAMJP様、サポートして下さっている皆様、応援して頂いた沢山の皆様に、恩返しできるよう最高のリザルトを残したいと思います!

次回も応援よろしくお願い致します!


2016.10.23.
2016 Pan Delta Super Racing Festival Autumn Race

今年も中国で開催されるパンデルタ最終戦にやって来た。

昨年はカール氏(オーストラリア)のサポートだったが

今年はダン氏(カナダ)の為にやって来た。


カナダ人ライダーのダン氏が腕を怪我し、パンデルタに参加できず

JP木村に相談があったのだ。

そこからは段取りの早いJP木村。

色々と珠海サーキットに栄える選手、そして何よりダン氏の代理として恥じない走りが

出来るライダーを脳内で探索する。

そこで白羽の矢が立ったのが

『ダーツを片手にバイクに跨る男』

そう、新庄雅浩選手。

そして更にその新庄選手の弟分の様な存在のイケメンライダー岡村光矩選手。

また、今回メカニックやサポート、鈴鹿8耐のTカーを日本から

中国に輸送しバックアップして下さったRS-ITOH 伊藤氏。

そして毎度お馴染みDOG FIGHT RASING 室井氏も参戦。

いつもありがとうございます。

また、今回の金銭面のサポートをして下さった東京ガスケット工業㈱様から

吉野取締役にも応援に駆け付けて頂いた。

最後にダン氏との通訳として、レイニーブルー泰斗もオーストラリアから中国入り。


大勢の強力なバックアップの下、いざ。

レースウィーク火曜日から現地入りしている新庄選手はダン氏のマシンに跨り

伊藤、室井両氏とダン氏のメカニックと細かな部分でマシンを調整していく。

また、鈴鹿8耐時のRS-ITOHのTカーには岡村選手が跨る。

こちらもサーキットや岡村選手に合わせてマシンを微調整。

そして練習走行。

JP木村が1分38秒台を出しているこの珠海国際サーキット。

JP木村が2人に課した目標設定タイムは35秒台。

新庄、岡村両選手共に2~3周すればJP木村の38秒台、コースに慣れて

レースでは35秒台はすぐに出ると高を括っていたと言う。

しかし中々35秒台はおろか38秒台が出なくて焦る両選手。

結果的に38秒台はクリアしたが35秒台には届かず表彰台の当落線上。

不安を残す結果となった。

レース前日9/16(金)の夜、安定の大阪屋(日本食屋)へ。

バイク談義に花が咲く。

数時間して次の日のレースに備えて早目にホテルへ戻った。

ん??戻った??

まっ、美声を聞かせてもらったよ(^^♪


9/17(土) 決勝レース-①当日。

朝から灼熱の太陽がサーキットの温度を上げていく。

レースクイーン達も続々と準備に入っている。

湿度も高く熱気ムンムン、お色気ムンムンといった感じだ。

それぞれが持ち場に散りいざレースへ。

前日の予選タイムから4番グリッドに岡村選手、すぐ斜め後ろの5番グリッドに新庄選手が入る。

両選手共にまずまずのスタートを切り周回数を重ねていくと思われた矢先、

2周目途中、新庄選手のバイクから白煙が上がる。

その後も走行するが3周目途中、スタートから3分49秒の時、転倒してしまった。

幸いにも大きな怪我にはならなかったが明日の戦いへの出場が微妙になってきた。

一方、岡村選手はスタートダッシュで4番手から3番手に浮上し、そのまま最終LAPまで3番手を

キープしていたが最後の最後にずっとビッタリと追走していた中国チャンピォンのシーザオに抜かれ

4位でフィニッシュした。(総合4位・クラス3位で表彰台)

初参戦のPANDELTAで堂々のクラス3位で表彰台は流石ですね(^O^)/

さて、転倒してしまった新庄選手のバイクも戻り白煙を上げた原因究明に向けてマシンを解体していく。

どうやら、何かしらのオイルが漏れた結果らしいが、どこのオイルが漏れたかがすぐに判断出来ず、

取りあえず新庄選手の体の油が流れ出たという事で話がまとまった(?)

何はともあれ大事に至らなかった事で一安心。


9/18(金) 決勝レース-②の日を迎えた。

この日も朝から珠海独特のベタつく様な暑さに両選手の眉間にしわが寄る。

前日の転倒からこの日は45台出走の40番グリッドからのスタートとなった新庄選手。

また、前日と同じく4番グリッドからの出走の岡村選手。

両選手共に前日のレースの巻き返しを誓って鼻息が荒い。

新庄選手は40番グリッドからの10位以内のフィニッシュを、

岡村選手は総合2位でのフィニッシュを目標にスタートラインに立った。

スタートした途端に最後方からもの凄い勢いでかっ飛んでくる新庄選手。

第1コーナーに入るまでに22台抜き、その後もペースを上げていくがこの日もマシンにトラブルが。

ブレーキレバーが緩み、走りながら直していたのだ。

その間に数台に抜かれるも怒涛の追い上げを見せ34台抜きの総合6位、クラス4位と

表彰台まであと一歩のところまで追い上げた走りにスタッフ一同、驚嘆した。

一方で岡村選手は第1コーナーを順当に4番手で入り安定した走りを続ける。

タイムも1分36秒408とベストを更新し前日に最後抜かれたシーザオまで3秒と詰めたが

600ccとの混走の為、周回遅れの山にペースを乱されシーザオを捉えきれない。

結果、総合4位、クラス3位でチェッカーを受け、2日連続の表彰台を獲得した。


前日の転倒から脅威の追い上げで表彰台まであと一人の走りを見せた新庄選手。

前日の総合4位から総合2位を見据えてチャレンジングな走りで観客を魅了した岡村選手。

両選手共、本人達からすればまだ順位は上げれた、まだタイムは縮まると悔しさの残るレースだったかも

知れない。

がしかし、2人の日本人ライダーがこのPANDELTAに残した記録と記憶、そして

人懐っこい笑顔は中国のレースファンにとっても忘れられないものとなっただろう。


今回は最終戦だけのスポット参戦であり、両選手にとって初めての中国、初めてのサーキットで

乗り慣れないバイクでのこの活躍は来年のPANDELTAのフル参戦という事にも繋がっていく。

また、今回のPANDELTAでの走りの経験を生かし、両選手の今後の更なる活躍を期待してやまない。


最後に今レースに帯同して頂いた多くのスタッフ、またダンチームのオーナーをはじめ、スタッフの

皆様に感謝の意を表したいと思います。


Thank you very much (^o^)/