2012.Pan Delta 決勝1・2(夏の陣)


6/17(日)
本日は決勝2レース
10:00? 決勝1
13:30? 決勝2

朝起きてホテル前の路上を見ると濡れている。
雨は降っていないが、いつ降りだしてもいい空。
雲が厚い。

ライダーと一緒に朝8:00サーキットへ移動。
サーキットでは既にメカニックの方達が忙しく動いている。

「おはようございます!」

「ニイハオ!」

もうすっかり現地の中国人と仲良くなった。
彼らもTEAMJPの立派なクルーです。

曇り空でまだ午前中とあって観客の入りは
まずまずですが、ピット内の熱気はムンムン。
いつでも走れるぜ!

そんな雰囲気。

それでも2人のライダーの表情は微妙に違う。
自信がある表情を見せるJP幹也。
昨日、転倒して少しナーバスになっているJP岡林。

レース前30分。
ツナギに着替えて集中力を高めるライダー
声は掛けられない。

メカニックのエンジンチェックが始まった。
この瞬間がピット内では一番緊迫する。
そしていよいよレースが始まります。



サイレント共に20数台のマシンが一斉にコースイン
まずは一周走り、その後各グリットに付く。
天気はかろうじて曇り。
まだ雨は落ちてこない。
ドライセッティングで全車臨んでいる。

JP幹也は6番グリット。
JP岡林は10番グリット。

コース上にはサーキットの華。
レースクィーン達もぞくぞく入場してきます。
TEAMJPの2人のライダーにもそれぞれレースクィーンが立ち
TVカメラも回され相変わらず注目度は高い。

記念撮影を済ませ時間が経過するとマーシャルが笛を吹き
コースの外へ誘導される。
そして再度一周走り、その後に緊張のスタート。

自分は1コーナーに移動しカメラを構える。
遠くのほうでスタートの合図が聞こえ、
一気に加速するエンジン音が聞こえて来る。
1コーナーに飛び込んで来たのはゼッケン9番のチャンピオン
続いて26番。
続いてダン、さらにJPミキヤ。
あとが続く。

JP岡林は12・3番手に見えたか?
2周目のトップもチャンピオンだけど、
その直ぐ後ろにダンが付けている。

少し遅れて26番このマシンはクラス2
続いてJPミキヤ。

彼は単独3位。
3周、4周と周回が進むにつれてTOP争いが激しい。
5周目あたりで一瞬ダンが先頭に立つシーンがあったが
次の周回ではやはりチャンピオンが抜き返していた。

とにかくTOP争いは熱い。
一方のJP岡林はクラスが違う遅いマシンに掴まり
なかなか前に出られない状態が6周目まで続いた。

6台抜いた7周目からようやく前が開けて来て
全開の走りを見せる。タイムもどんどん上がってきた。
JPミキヤは3位をキープするも前のTOP2台がかなり前を走っている為、
目標物が無くペースを維持するのに苦労する。

その間、ようやく調子を取り戻したJP岡林が
怒涛の追い上げで9台抜きを演じた。
残り2週。

しかし体制は変わらず。
そのままチェッカー!!!

決勝1の結果(class1)
1位、チャンピオン
2位、ダン
3位、JPミキヤ
4位、JP岡林

目標物が無い状態でペースをキープしたJPミキヤが見事3位!
表彰台を獲得した!!!

JP岡林は後半の猛追で4位
2人とも力を出し切ったベストレースだったのではないでしょうか?
まずはトラブルも無く無事に決勝1を終えて
その内の1人が表彰台を獲得できた事はいい結果です。

ちょうどJPミキヤが表彰されているタイミングで
香港から駆けつけてくれた大応援が到着。
ピット内が一気に賑やかになった!

JPミキヤが香港の尖沙咀でお世話になっている
日本料理「吉」さんのメンバー、
JP岡林の友人、総勢10名以上の仲間が集まってくれた!

午後のレースまで少し時間が空くので
その間に差し入れのおにぎりやサンドウィッチを頂き
つかの間の休息を取る。

初めてレースを見に来た方々は観客の多さや
注目度の高いTEAMJPのピット。
サーキットで今ライブでレースが行われる歓声などに触れて
テンションが上がってる様子。

途中でピットウォークが始まりTEAMJPの周りに人が集まる。
3台のマシンを前面に出してライダーが腰掛けると
一斉にカメラのシャッタがー切られる。

そして意外に人気だったのがメカニックの秋枝さん。
風貌が中国の人には珍しいのか?
ライダーよりも一緒に撮影したいというファンが大勢居ました!
次回はかなりの名物メカニックとして紹介されるのではないでしょうか?

レース30分前。
メカニックのエンジンチェックが始まる。
緊張感が高まる瞬間です。



いよいよレース。
コース上にマシンが並びグリットに着く。

4番グリットに着くJPミキヤ
7番グリットにはJP岡林。
ちょうどJPミキヤの真後ろに居る。

レースクィーンも午前中に比べて人数が増え、
そしてなにより観客数がほぼ満席状態まで膨れ上がった。
この一番集まる時間帯にバイクレースをぶつけてくると言う事は
中国の方々もバイクが大好きなんじゃないだろうか?

TV中継のカメラも回り、JPミキヤも台湾から来た
TVクルーにインタービューを受ける。
アナウンサーは日本人で、台湾のTVで放送されるとの事。

アナウンサーがチーム監督の声を聞きたいと言い出し
JP木村が突然インタビューされた!



「中国も日本も関係無くバイク好きな人はバイクレースを応援してください。」
というコメントが印象的でした。

さぁーいよいよレースが始まる。
自分はやはり1コーナーへ移動しカメラを構える。

一気にエンジンの音が鳴り響く。
スタートしたっ!!!

目の前をマシンが次々と走り去っていく。
JP岡林、JPミキヤも順調な滑り出し、っと思った次の瞬間。
今まで持ちこたえていた天気が崩れる。。。

なんと雨が降り出した!
それも大量の雨。
激しい雨。
スコールです。

それでもマシンがもう一度1コーナーへ進入する。
チャンピオン、ダン、26番、その次にJP岡林が居た!
あれっJPミキヤの姿が無い。。。

転倒か?
いやだいぶ遅れてJPミキヤも通過した。
なんだろうコースアウトでもしたか?
状況が分からない。

激しいスコールが降り続く。
カメラマン達も木陰に逃げたり、傘を差したり
オフィシャルが赤旗を振っている。

っと言う事は?
レースは一旦中断し再スタートか?

コースの中に居るから情報が一切分からない。
周りの言葉は中国語で何を言ってるか分からない。。。
でも恐らく中断再スタートだろう。

待つこと10分。
雨は強くから弱い小雨に変わった。
そしてマシンが一台、また一台とコース上に出てきた。

「これは再スタートだっ!」

この時、自分は分からなかったが、
レースが始まった直後にJPミキヤと他のマシンが接触し
転倒は免れたがコースアウトして
かなり順位を落として居た。

本来だったらそのままレースが続き終了となる筈だったが
突然のスコールのお陰で再スタートが決定。
それもグリットは同じ場所から。

命拾いをしたJPミキヤ。
今日のミキヤは持ってるぞ!

一方のJP岡林。
3位を走行していただけに、
そのままレースが続いていたら表彰台も見えていた。
いや、レースは自然に従うもの。
しょうがない。

再スタートのフラッグが切られた。
一斉に1コーナーへバイクが流れ込む。
もうタイヤは全車レインに履き替えている。

ピット作業が旨くいったんだろう。
レインに履き替える事が出来ず、
急な対応が出来ないマシンは悉くリタイアした。
だからコース上に出たマシンは15・6台だったと思います。

トップ争いは雨のレースでも熱い。
なんとトップはダンが獲得。
続いてチャンピオン。

ダンが逃げる。
チャンピオンが追う展開。

3周目くらいまではダンの独走状態。
自分はダンが逃げ切るんじゃないか?と思った程
チャンピオンを離していました。

JPミキヤは3位。
JP岡林は6位か?

中断が入ったので本来10周のレースが9周に変わっている。
残り4周。

ダンとチャンピオンの差が急激に縮んでいる。
ダンのペースダウンなのか?
それともチャンピオンの追い上げなのか?
とにかくもうあまり差が無い。

残り3週。
ついにトップが入れ替わった。
チャンピンが先頭でダンが二番手。
もうダンには追撃する余力が残っていない雰囲気だ。

しかしこの2台は別世界に行ってる。
かなり遅れてJPミキヤが走り去っていく。
さらに遅れてJP岡林。

雨のレースでかなり転倒するマシンが多い中
TEAMJPの2台のマシンは走り続けた。
応援してくれるスポンサー方々の為にも完走が必須条件。

そしてレースが終わった!
2台とも完走。

今までだったらどちらかがリタイアしてても
不思議じゃない状況だったのが、2台とも完走という結果。

さらにJPミキヤは3位で連続表彰台を獲得する
嬉しい結果が付いて来た。
TEAMJP全体のスキルが上がっている。

ピット内に歓声が響く!!!

決勝2の結果(class1)
1位、チャンピオン
2位、ダン
3位、JPミキヤ
5位、JP岡林

予選、決勝と今回は天気に翻弄されたレースだったけど
その中でベストの走りをした2人に敬意を表します。
JPミキヤは、ほぼぶっつけのマシンで連続表彰台。
JP岡林も不調からの自己ベスト二度更新と収穫が多いレースウィークでした。

これも日本から、香港からの応援に駆けつけて頂いた
皆さんのお陰です。

本当にありがとうございました!