決勝レース1・2(パンデルタ最終戦2012年)


9/16(日)
10:05 決勝レース1
13:30 決勝レース2

天気は晴れ!
雨の心配は全く無さそう。

レースウィーク中は本当に天気に恵まれた。
朝もカラッとした陽気で珠海に居る感覚を
忘れてしまうほど過ごしやすい。

レース1が10時からスタートするので
応援スポンサーの方々も含め朝からサーキットへ大移動。

気になるのがJP岡林の体調です。
昨夜は湿布を貼り早めに休んだそうですが、
一日経過しても痛みは変わらず。
前かがみの姿勢が辛いとの事。

しかし本人はスポンサーの皆様に来て頂いて乗らない訳にはいかない。
這ってでも乗るよ!と豪語しています。
サーキットへ到着しメディカルセンターへ再度診察に行った。

すると専門の医者が状態を確認
前屈も出来ない、動くたびに痛がる、
「この状態でレース参加は認められない」
と非常な通告を受けた・・・

「体は全然平気なんだ!自己責任で乗らせてくれ」 答えはNO!

「レース1は欠場するからレース2から出させてくれ」
答えはNO!

「1周して無理だったら止めるから、
今日はどうしても走らなきゃいけないんだ!」

途中からはアランさんも駆けつけてくれて、
緊迫したやり取りがあったが答えはNOー

ドクターが言うには
「レントゲンも撮っていないし、腰の状態が分からない現状では
レース参加は認められない。」ごもっともです…

無念のドクターストップ。
JP岡林のレース出場は叶わなかった。

ピットでは着々とレースの準備が始まっていた。
JP岡林のドクターストップの報を聞いて、
残念だけど、仕方ないですね。
これもレースです!秋枝さんの一言。説得力あるなー!

気持ちを切り替えて残るJPミキヤにチーム全てのエネルギーを注ぐ!
JP岡林の欠場に動揺する事なく、彼は集中していた。
グリットに集まったスポンサー方々とも談笑しながら
リラックスしレースプランを練っているようだった。

Race1がスタート!
1コーナーでカメラを構えライダー達を待っていた。
勢いよく飛び込んで来たのがダン選手。
2位の黄選手を抑えながら走り去っていった。

JPミキヤも総合で6番手か、少し遅れ気味のスタートだったが
無難に走り去っていった。
転倒するマシンもなく順調なレーススタート。

やはりTOP2台が早い。
直ぐに2周目に入ってきた。
トップはダン選手。
僅かに遅れて黄選手。

この2人はこの後もずっとドッグファイトを繰り返す。
少し離れてclass2の600のマシンが総合3位。
さらに少し離れてJPミキヤが総合4位で走り去って行く。

この時点でJPミキヤはclass1では3位に入っている。
同じclassの後ろのライダーはかなり後ろを走行。

徐々にTOP2からは離されて行くが、3位をキープしたまま
安定したラップタイムで周回を重ねるJPミキヤ。
TOPはダン選手、まだ一度も黄選手に前を走らせていない。

意地のぶつかり合い。
周りのカメラマンも感じている。
この2人、熱いよ!

そしてチェッカー!
最後までTOPを守り続けたダン選手が優勝!
2位に悔しがる黄選手。
そして自分のペースを守り続けたJPミキヤが3位。

前も後ろも離れた位置で自分のペースを守りながら走ったJPミキヤ。
難しかったと思います。同僚が欠場したにも関わらず、
価値ある3位表彰台!!!

決勝レース1の結果
1位:ダン選手
2位:黄選手
3位:JPミキヤ

レース1はいつトップが入れ替わるのか?
JPミキヤは後ろからの追撃があるのか?
率直に見応えのあるいいレースでした。

昼過ぎには香港サイドからスポンサーの方々が
駆けつけて頂き、さらにピットは賑やかに!
JP岡林が欠場したことは少し残念そうでしたが、

「体が一番大切、次回走ればいいじゃない!
また応援に来るから元気だしなさい!」

と励まされていた。

ピットウォークでは相変わらずTEAMJPが人気です。
名物メカニックとして現地で人気の秋枝さん。

3台のマシンを並べるとカッコがいいんです。
スポンサー様を交えての記念撮影。
ギャラリーを交えての撮影。
回を重ねる毎にピットに訪れてくれる人数が増えてます。
TEAMJP人気だねー

午後に入って決勝2の時間です。

前のレースで表彰台を獲得し、
気持ち的にはかなり楽になったJPミキヤ。
決勝2でも自分のペースで走れれば
結果は付いてくると自分に言い聞かせる。
JP木村チーム監督からも「無理はするな!」とアドバイスを貰う。

午後に入って観客席もほぼ満員。
一番ボルテージが上がる時間帯です。

グリットに並ぶトップのライダーを観察すると
ダン選手の表情は少し緊張している様子だった。

黄選手はずっと厳しい表情のまま、
一度も緩める事無くかなり集中している。
JPミキヤは気分的に余裕がある表情。

決勝2スタート!

最初に1コーナーへ入ってきたのはダン選手。
続けて黄選手、JPミキヤは4番手。
レース1に比べてスタートを修正してきた。

後方では1コーナーで2台のマシンが接触転倒。
イエローフラッグが上がっている。
直ぐにマシンの撤去処理が行われレースは進んで行く。

4周目あたりでTOPが入れ替わった。
いままでずっと先頭を走っていたダン選手をようやく捉えた。
トップはチャンピオン黄選手。

しかしこの殆ど差が無い。
チャンピオンは先頭に立ったものの、ダン選手を押さえるのが大変そう。
ダン選手は仕掛ける、何度も仕掛ける。
直線で詰まるけどコーナーで離されるの繰り返し。
この2人のレースは本当に面白い。

JPミキヤも負けていない。
トップ集団から離されてはいるが、後ろからの追撃は許さない。
プラン通りの安定した走行で周回を重ねる。
1人旅は意外に辛いと聞いたことがある。

TOP2は競い合うのが予想出来たので、
自分は自分のペースで走り続ける事を優先しマシンを操る。
おそらく自分に言い聞かせながら走っていたと思います。

レースは何が起こるか分からない。
ここからレースの神様は意外な展開を見せてくれた!

なんと8周目に入った所で2番手を走行していたダン選手が転倒。
室井さんの話を聞くと、周回遅れのマシンを交わそうとして
コーナーの侵入が少し遅れたように見えた。その後転倒したらしい。
コースに復帰するも大きく順位を多く下げた。

この時点でJPミキヤが2位に上がる。
転倒を見ている筈のJPミキヤ。
今度は後ろからの追撃に備える。

コースに戻ったダン選手。
鬼の形相でガンガン攻める。
遅いマシンを抜く!抜く!

気付けばファイナルラップでJPミキヤの後ろ5秒遅れまで迫っていた。
しかし転倒の影響は大きくそのままチェッカー!

JPミキヤが2位を獲得!!!

決勝2の結果
1位:チャンピオン黄選手
2位:JPミキヤ
3位:ダン選手

顔ぶれは同じだけど順位がガラリを変わった。
レースは結果が全て、ゴールした時点でどの順位に入るか

「これがレースなんだ!」

自分もいい勉強になりました。

現地では騒がしいニュースが多い割に、
ことレースに関しては全く影響も無く
TEAMJPの合言葉である「レースを楽しむ!」って事が実践出来たと思います。

JP岡林の欠場は残念でしたが、チームとしての結果は大成功。
2人とも着実にタイムを縮めています。
期待しないでと言われても、期待したくなる走りでした。

おそらく来年は39秒台に突入し、
TOP2に食い込むレースを見せてくれる事でしょう!

また応援頂いたスポンサーの皆様、日本から、香港からと
温かい声援&応援ありがとうございました。

今年のパンデルタは終了しましたが、
また来年、再来年と更なる応援を宜しくお願いいたします。

本当にありがとうございました!
そして関係各位の皆様お疲れ様でした!

TEAMJP一同